
韓国のSNSを見ると、「킹받네(キングバッネ)」「킹받어(キングバド)」などの言葉をよく見かけます。
「킹받다(ングバッダ)」は、ムカつくときに使う言葉で、イライラさせてだんだん頭にくるときに使いました。しかし、今は本当にムカつくときに使うより、許せるぐらいのイライラさというか、少し頭にきたけど冗談で薄めようとする意図が強くなりました。
例えば、
「BTSはイケメンなのに、ダンスも歌も上手くて킹받네~」
「弟が私が隠しておいたアイスクリームを全部食べてしまった。킹받아!」
怒っているときに最もよく使われる言葉として「열받다(ヨルバッダ)」がありますが、ここに英語の「king」を付けて使われる言葉に発展しました。
韓国の新造語には、kingをつけることが多いのですが、これは「王」という階級から感じられる「強さ」、「最上級」を表現するための手段のようです。
そのため、自分のステータスを確実に知らせるための接頭辞としてよく利用されます。