
2025年6月、ついに彼らが帰ってきます。
長い長い待ちの時間が終わり、BTS(防弾少年団)のメンバーたちが次々と私たちの元に帰ってきました。世界中のARMYの心は、再び「完全体活動」への期待で熱く高鳴っています。
今週、RM、V、ジミン、ジョングクの除隊に続き、6月21日にはSUGAの社会服務要員の服務が終了予定です。これは単なる兵役の終わりではなく、「BTS」という名前のもと、再び一つになって新たな歴史を紡いでいくスタートを意味します。
シュガの復帰を起点に、本格的なカムバック準備が始まり、「BTS第2幕」への期待が最高潮に高まっています。
この1年半、それぞれの場所で誠実に任務を全うし、より成熟して戻ってきた7人のメンバーたち。彼らの入隊から除隊までの軌跡をまとめました。
メンバー別 入隊および除隊の状況
- ジン (Jin) 2022年12月13日~2024年6月12日 → 陸軍現役(第5師団新兵教育隊 助教)
- J-HOPE 2023年4月18日~2024年10月17日 → 陸軍現役(第36師団新兵教育隊 助教)
- SUGA 2023年9月22日~2025年6月21日(予定) → 社会服務要員
- RM 2023年12月11日~2025年6月10日 → 陸軍現役(第15師団軍楽隊)
- V 2023年12月11日~2025年6月10日 → 陸軍現役(首都防衛司令部 軍事警察団 特任隊)
- ジミン (Jimin) 2023年12月12日~2025年6月11日 → 陸軍現役(第5師団)
- ジョングク (Jungkook) 2023年12月12日~2025年6月11日 → 陸軍現役(第5師団)
BTS除隊、そしてその後の歩みは?
1. 末っ子ラインの帰還、祭りムード最高潮!

今週は世界中のARMYにとってまさにお祝いの週でした。
10日にはリーダーRMとVが揃って除隊し、翌11日にはジミンとジョングクが軍務を終え社会に復帰。
“末っ子ライン”と呼ばれる4人がわずか2日間で全員戻ってきたことで、BTSの完全体カムバックが目前に迫っていることを実感させました。
SNSやファンコミュニティでは、除隊を祝うメッセージや完全体活動への期待で、これまで以上に熱気が高まっています。
2. 先に戻った“ヒョン(兄)”たち、休まず活動でウォームアップ完了!
メンバーたちの“軍白期”を寂しく感じさせなかったのは、先に除隊したジンとJ-HOPEの活躍でした。
最初に戻ってきたジンは、ファンとのハグ会イベントやソロアルバム発売、バラエティ番組出演、ファンコンサート開催など、多方面で活躍。変わらぬ人気を証明しました。

J-HOPEも除隊後、ドキュメンタリーとアルバム『Hope On The Stage』を発表。関連のポップアップストアを開催し、独自の音楽スタイルを披露しました。

彼らのソロ活動は、ファンの「待ち」に対するご褒美であり、完全体活動への理想的な“予熱”となりました。
3. 市場も反応! 完全体への期待が数値で表れる

BTSの完全体復帰に対する期待は、ファンに留まりません。金融市場もこれに反応し、その期待値を数字で証明しています。
iM証券は11日、HYBEの目標株価を従来の32万ウォンから36万ウォンに13%引き上げました。
レポートでは「BTS完全体復帰への期待が高まっている」と述べ、その経済的波及効果を非常に肯定的に評価しました。
これはBTSというブランドの強さ、そして完全体活動に対する市場の信頼を明確に示す事例です。
4. 可視化される完全体復帰、世界がざわつく

今週の4人の除隊、そして21日のシュガの任務終了を受け、完全体復帰のシグナルが鳴り響いています。
それに合わせて、世界中で復帰を記念するプロジェクトが続々と展開中です。
中国・広州や上海をはじめ、メキシコ、ブラジルなどではBTSのポップアップストアが開催され、現地ファンから熱狂的な反応を得ています。
メンバー自ら制作に関わったキャラクター「BT21」も新アニメシリーズの公開を控え、6月にソウルを皮切りに日本、アメリカなどで大規模ポップアップが順次展開される予定です。
また、6月13日のデビュー12周年を記念して『2025 BTS FESTA』が開催中。Weverseでは公式MDが販売され、オフラインイベントではランダムカプセルアルバムも登場予定です。
これは新作リリース前から関連収益が大きく動き始めていることを示しています。
5. では、完全体カムバックはいつ?

全世界のARMYが最も気になる質問──「新しいアルバムとコンサートはいつ?」についての答えは、「もう少し時間が必要」です。
長い待ち時間に応える、最高の完成度を目指すためには、十分な準備期間が不可欠だからです。
HYBEのイ・ジェサンCEOは3月の株主総会で、「BTSメンバーたちは復帰後に準備と作業の時間が必要」と語り、「トップレベルの作曲家たちと議論しながら準備を進めているが、アーティストたちの熟考と準備が必要」と説明しました。
さらに「曲を作ってアルバムを出し、ツアーをする流れになるが、BTSは既に世界的トップアーティストであるため、『次』に向けたビジョン作りが重要」と強調しました。
これらを踏まえると、完全体でのカムバックは早くても年末、遅ければ来年上半期になると予想されています。

ただし、正式なカムバック前にファンへのサプライズはあるかもしれません。
昨年ジンの除隊後に全員が一堂に会したように、ソロ公演でのサプライズ登場なども十分に期待できます。
BTS第2幕、新たな伝説の始まり

ついに7人全員が国防の義務を終え、私たちの元に戻ってきました。
20代だった彼らは30代へと突入し、より深みと成熟を備えたアーティストとして「BTS第2章」を始める準備を整えました。
彼らがこれからどんな音楽とメッセージで感動を届けてくれるのか、どんな新しい歴史を描くのか──全世界が注目しています。
長い時間、変わらぬ愛で彼らを待ち続けたARMYにも、心からの拍手を送りたいと思います。
僕たちの祭りは、これから始まります。