
- アルペンルートってどんなところ?
- アルペンルートルート
- アルペンルートを楽しむ代表的な交通手段
- アルペンルート シーズン情報
- アルペンルート 服装と持ち物
- 忘れられないアルペンルート、室堂と雪の壁の感動
こんにちは!
気づけばもう2ヶ月…今さらですが、GW旅行の記録を残しておきます!
今年のゴールデンウィークは、ずっと行ってみたかった立山黒部アルペンルートに行ってきました⛰️❄️
テレビやSNSで見て憧れてた「雪の大谷」、実際に見るとやっぱり圧巻でした…!
初めてのアルペンルートだったので、写真たっぷりでレポートします
アルペンルートってどんなところ?

立山黒部アルペンルートは、富山県の立山駅から長野県の扇沢までを結ぶ、山岳観光ルート。
ケーブルカー、バス、ロープウェイなどを乗り継ぎながら、標高3,000m級の大自然を満喫できます。
アルペンルートルート

アルペンルートはのルートは、普通「長野県~富山県(立山駅)」のルートが有名です。
- 長野県スタート:扇沢駅 → 黒部ダム → 室堂 → 富山県(立山駅)
- 富山県(立山駅)スタート → 室堂 →黒部ダム → 扇沢駅
長野県からスタートすると、黒部ダムが最初に登場するので、ダム好きな人にはこちらもおすすめ!
そして、長野・松本や安曇野あたりに前泊すれば、朝イチの扇沢行きバスにすぐ乗れます。そしてレンタカー派にも人気なルートです。
立山連峰の山岳美を“登って”体感できるし、帰り道で黒部ダムを“締め”にできます。
ちなみに私は「富山県立山駅 → 室堂 → 富山県立山駅」ルートを選びました。富山の旅行もするためです。
アルペンルートを楽しむ代表的な交通手段
(1) 立山ケーブルカー (Tateyama Cable Car)

急な傾斜を登り、鬱蒼とした森と渓谷の絶景を眺めることができるケーブルカーです。短い区間ですが、窓の外に広がる景色が印象的です。
代表的な観光スポット: 立山駅から美女平駅まで約7分間運行し、特に紅葉シーズンには赤く染まった山肌が壮観です。美女平駅周辺には美しい杉並木道や粟谷の滝など、自然を満喫できる散策コースが整備されています。
※ケーブルカー予約情報
一番大切なのは、ケーブルカーのチケットを手に入れることです。ゴールデンウィーク中は非常に多くの人が訪れるため、事前予約が必須となります。通常、予約はGWの約2ヶ月前から可能です。
今年は特に人気が集中し、まるでアイドルのコンサートチケットのような争奪戦となっていました。そのため、私は一次予約に失敗…。10分足らずで完売してしまい、「もう行けないかも…」とかなり悩みました。
ですが、ゴールデンウィーク期間中は「追加販売」も頻繁に行われるとのこと。ですので、一度予約に失敗しても諦めずに、公式サイトをこまめにチェックしてみてください!
私も、出発の1週間前に希望していた日の追加予約が開始され、なんとか7時40分発のチケットを確保することができました。
(2) 立山高原バス (Tateyama Kogen Bus)

美女平から室堂まで約50分間運行するバスです。車窓からはアルペンルートの核心となる風景が広がります。
※代表的な観光スポット
バスの窓から広がる広大な高原地帯と雄大な雪山のパノラマは、それ自体が芸術です。
特に5月から6月上旬には、最大20mにもなる雪の大谷の間を通り抜ける特別な体験ができ、弥陀ヶ原湿原や称名滝などの絶景も楽しめます。
(3) 立山トンネルトロリーバス (Tateyama Tunnel Trolley Bus)

室堂から大観峰までトンネルの中を走るトロリーバスです。電気で運行され環境に優しく、アルペンルートの最高地点を通過します。
※代表的な観光スポット
トンネルを通過する間、立山の深い山中に入っていくような神秘的な感覚を味わえます。
大観峰に到着すると、雄大な北アルプスの山々が一望できる絶景が広がり、ロープウェイに乗り換える前にここで記念写真を撮るのもおすすめです。
(4) 立山ロープウェイ (Tateyama Ropeway)

大観峰と黒部平を結ぶロープウェイで、空中を漂うような気分で360度のパノラマビューを楽しめます。
※代表的な観光スポット
一本のケーブルで支えられたゴンドラの中から、足元に広がる黒部ダムと立山連峰の雄大な風景は圧倒的です。特に秋には五色の紅葉が屏風のように広がり、一枚の絵のような風景を演出し、冬には雪景色が絶景となります。
(5) 黒部ケーブルカー (Kurobe Cable Car)

黒部平から黒部湖までトンネルの中を走るケーブルカーです。黒部ダムへと向かう最後の関門でもあります。
※代表的な観光スポット
日本唯一の完全地下ケーブルカーで、安全かつ快適に移動できます。
トンネルを通過しながら黒部ダムの建設過程を垣間見ることができ、到着すると目の前に巨大な黒部ダムが現れ、その雄大さに感動します。
(6) 関電トンネルトロリーバス (Kanden Tunnel Trolley Bus)

黒部ダムから扇沢まで続くトンネルの中を走るトロリーバスです。黒部ダム建設当時に使用されたトンネルを活用しています。
※代表的な観光スポット
トンネルを通過する間、黒部ダム建設の歴史的意義を振り返ることができます。
トンネルの長さが長く、まるで未知の世界に入っていくような独特の体験ができ、扇沢駅に到着するとアルペンルートの西側出口にたどり着きます。
アルペンルート シーズン情報
アルペンルートは四季折々に美しいですが、特に4月中旬から6月下旬までは雪の大谷を見ることができる時期で最も人気があります。秋の紅葉シーズンである9月下旬から10月中旬も、見逃せない絶景が広がります。

私はちょうどゴールデンウィークの5月上旬に行ってきましたが、行く一週間前まで本当にすごい雪が降ったそうです!おかげで今年最も高い雪の壁ができたというニュースを聞きました。実際に目の当たりにした雪の壁は想像以上でした。
空を突き刺すようにそびえ立つ巨大な雪の壁は本当に圧倒的で、その間を歩くこと自体がまるで冬の王国に迷い込んだかのような錯覚を覚えました。
晴れた空の下、まばゆい雪の壁はどんな芸術作品よりも美しかったです。ゴールデンウィークは、アルペンルート開通直後で最も高い雪の壁に出会える最適な時期と言えるでしょう。この時期に訪れれば、まばゆい雪景色を満喫しながら忘れられない思い出を作ることができます。
アルペンルート 服装と持ち物
高山地帯の特性上、天候の変化が激しく気温が低いので、防寒対策を徹底する必要があります。
- 防風・防水ジャケット:必須!突然の雨や風に備えられます。
- 手袋:手を保護し、体温維持に役立ちます。
- 帽子:日差しと寒さから頭を守ります。
- サングラス:雪に反射する日差しが非常に強いので、目を保護するために必ず着用してください。(私もなければ大変なことになっていました!)
- 日焼け止め:高山地帯の日差しは非常に強烈なので、肌を保護するために念入りに塗ってください。
- 歩きやすい靴:雪道やトレッキングコースを歩く可能性があるので、防水性のある歩きやすい靴がおすすめです。
- 魔法瓶:温かい飲み物を持っていくと良いでしょう。
忘れられないアルペンルート、室堂と雪の壁の感動
私は時間の都合上、「室堂」と「雪の大谷」だけに行ってきました。早めに到着して早めに下山したので、午後に予定が空いてしまわないか心配していたんです。ところが、どうでしょう!この時間は私にとって完璧な時間でした。混雑を避け、ゆったりと雪の壁を鑑賞し、写真も撮ることができたからです。

雪の壁は本当に美しかったです。まばゆいばかりの白い雪が日差しを受けてキラキラと輝いていて、サングラスがなければまともに目を開けて見られないほどでした。
ピーカンに晴れた日差しと青い空、そしてまばゆい白い雪の調和は、まさに幻想的でした。カメラのシャッターを適当に押しても絵になる風景が撮れました。

雪の壁を歩いていると、壁の片隅には子供たちが楽しそうに名前を刻んでいましたし、数えきれないほどの観光客がすでに自分たちのメッセージを残していました。
私も少しの間、彼らの足跡を眺めながら、この雄大な自然の前では誰もが一つになるような気持ちになりました。
今回は時間がなくて室堂だけでしたが、次回は必ず多くの人が選ぶコースで、車ではなく公共交通機関を利用してアルペンルート全体をじっくり体験してみたいです。

アルペンルートで最も多くの人が選択するコースは、一般的に富山方面の立山駅から出発して長野方面の扇沢駅まで、またはその逆で全区間を横断するコースです。
このコースは、アルペンルートの核とも言えるすべての交通機関を体験し、主要な観光名所をもれなく見て回れるため、最も人気があります。
このコースは、アルペンルートのすべての魅力を最大限に感じられる方法で、一日中時間がかかりますが、その分忘れられない思い出をプレゼントしてくれるはずですね。
今回のアルペンルートのゴールデンウィーク旅行は、私に忘れられない思い出をプレゼントしてくれました。まばゆい雪の壁の雄大さと高山地帯の神秘的な風景は、どんな言葉でも表現できないほど感動的でした。
特に雪がたくさん降ったおかげで、過去最高の雪の壁に出会えたのは本当に幸運でしたね。次回の日本生活記では、今回の旅行で宿泊した素晴らしいホテル、「黒部・宇奈月温泉やまのは」についての情報をお届けします!お楽しみに!