もしかしたら、上記のように「인터넷 밈(インターネットミーム)」、または「밈(ミーム)」という言葉を見たことがありますか?最近、韓国だけではなくコミュニティやSNSで「〜밈(ミーム)」という文章をよく見かけます。
インタネットミームとは
ミーム(meme)とは脳内に保存され、他の脳へ複製可能な情報であり、例えば習慣や技能、物語といった社会的、文化的な情報である…(省略)…リチャード・ドーキンスの進化生物学書『利己的な遺伝子』で、ミームは比喩としてではなく、厳密な意味で生きた構造であり、自己複製的な脳構造、すなわち脳から脳へと再構成されるような神経回路の具体的な型だとされている。ミームの神経的なハードウェアについての研究の一例としては、脳科学者ユアン・デリウス(Juan Delius)の論文がある
(出典:ウィキペディア)
実際に専門用語がありましたね(笑)
似たような概念ですが、私たちが使う「インターネットミーム」は、インターネットで流行している要素を二次的にパロディしたものを指します。つまり文章、映像、写真など様々なメディアを利用し、それをパロディした2次創作物です。
それでは2024年上半期韓国で流行ったインタネットミーム5つを順番で気に紹介します。
원영적사고(ウォニョン的思考)
今日はK-POPファンなら分かると思います。「원영적사고(ウォニョン的思考)」につきまして紹介します。
K-POPグループIVEのウォニョンの超ポジティブ的な思考から始まったミームです。単にポジティブなことではなく、「私に起こるすべてのことは、結局私に良いことになる」という確固たるポジティブ思考、つまり超越的なポジティブな思考を意味します。
<例>お水が半分しか残ていないとき
- ポジティブ思考:お水が半分残ている
- ネガティブ思考:お水が半分しか残っていない?
- ウォニョン的思考 : 練習が終わってちょうどお水を飲もうとしたときお水が半分ぐらい残っていたの。全部飲むのは無理だし、少し飲むのは足りないし…。だからちょうど半分だけあればいいなと思ったけど、完全ラッキービキじゃん!(ビキ(Vicky)はウォニョンの英語名です)
上記の文章は2024年3月15日、ウォニョンのファンがツイッターでウォニョンの口調をパロディしたものが流行り、一つのミームになりました。
また、「ラッキーなウォニョン」という意味で、英語のLuckyとウォニョンの英語名ビキ(Vicky)を合わせた「럭키비키(ラッキービキ)もミームになってます。
このミームにより、ウォニョンのポジティブなマインドを学びたいという人が増えているそうです。