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日本のMZ世代で韓国風ベーグルが人気?「ベーグル活」とは?!

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皆さん、こんにちは!最近、日本の若い世代の間で韓国スタイルのベーグルがすごい人気を集めているのをご存知ですか?

単なるパンというだけでなく、一つのトレンドとして定着したと言っても過言ではありません。なんと、「ベーグル活(ベーグルかつ)」という新語まで生まれたほどなんです!

この「ベーグル活」とは、美味しいベーグルを売っているお店を探し歩き、個性的なビジュアルのベーグルを写真に撮ってSNSにアップしたり、自分だけのベーグルのおすすめリストを作ったりする一連の行動を意味します。

まるで韓国で「パン巡り」をするように、日本のMZ世代もベーグルを通して新しい楽しみを見つけているんですね。

一体なぜ、日本で韓国風ベーグルがこんなにも熱い反応を得ているのでしょうか?これからその理由を詳しく掘り下げていきましょう!

世界各国の流行 → 韓国経由 → 日本上陸

SNSの発展により、流行が特定の国に限定されず世界的に広がる時代となり、韓国で流行したものが日本でも急速に広まるのが見られます。

その例として、2020年のダルゴナコーヒー、2022年の塩パン、2023年のタンフル、2024年のドバイチョコレートなどがあります。

これらはいずれも世界中で流行し、韓国に流入した後、すぐに日本でも流行しました。そして最近では、韓国だけでなく日本でも「ベーグル」が人気を集めていますが、これも韓国のSNSが主軸となって日本に広がった例だそうです。

韓国でもベーグル人気

韓国でベーグルが本格的に人気を集め始めたのは、2020年代初頭からです。おしゃれなカフェやベーカリーで多様な種類のベーグルが登場し始め、MZ世代の間で急速に口コミが広がりました。

ベーグル特有のもちもちとした食感と、サンドイッチやクリームチーズなど様々な組み合わせで楽しめる点が、若い世代の好みに合ったと考えられます。

また、他のパンに比べて比較的ヘルシーなイメージに加え、インスタグラムなどのSNS映えするトレンディなビジュアルも人気の要因となりました。

こうしたトレンドにより、ソウルの「ベーグルアンドベーグル」や「ロンドンベーグルミュージアム」などのカフェでは、多様な種類のベーグルが提供されており、MZ世代の間で大きな人気を集めています。特に、健康的な材料と独特な組み合わせのベーグルが消費者の関心を引いています。

最近日本国内で韓国風ベーカリー人気

(1) ベーカリー製品輸出額増加

ここ数年、日本への韓国ベーカリー製品の輸出額が着実に増加傾向にあります。特に税関資料によると、2024年1月から11月までの韓国のベーカリー輸出額は4億4百万ドルで、前年同期比8.3%増加し、過去最高の実績を記録しました。

このうちパン(パイ、ケーキ、ペイストリー、ワッフルなど)品目の輸出は前年比18.9%も伸びました。

ベーグルはこの「パン」品目に含まれるため個別の統計ではありませんが、全体のパン輸出増加に貢献していると解釈できます。

(2) 韓国風ベーグル専門店が続々登場

KATIの海外市場動向レポート([日本]日本でも人気を集める韓国トレンド、2025-04-25)によると、日本では韓国のベーグルブームに乗じてベーグル専門店が次々と登場しており、「ベーグル活」という新語まで誕生したと述べられています。

これは韓国産ベーグル製品または韓国式ベーグル文化が日本に広まっていることを示す重要な指標です。

(3) 全世界の対日ベーカリー輸出額に占める韓国の輸出量増加

2023年基準で、世界から日本へのベーカリー製品輸出額は2020年から2021年にかけて大きく増加し、2022年にわずかに減少し、2023年には再びわずかに上昇しました。これに対し、韓国から日本への輸出額は2018年以降、継続的に増加傾向にあるという分析もあります。これは日本のベーカリー市場において韓国製品の競争力が高まっていることを示唆しています。

日本のMZ世代新語「ベーグル活」

「ベーグル活」という新語が生まれた背景には、いくつかの要因があります。まず、美味しい食べ物を探し求め、それをSNSで共有することを楽しむMZ世代の特徴です。

特に最近では、韓国ドラマやK-POPだけでなく、韓国料理に対する関心も自然と高まり、韓国で流行しているベーグルへの好奇心につながったと考えられます。

加えて、日本には様々な種類のパン文化が存在しますが、韓国式ベーグルのもちもちとした食感と多様な味の組み合わせは、日本の消費者にとって新しい魅力として捉えられたのでしょう。

そして、個性的なベーグル専門店が増えるにつれて、自然と「どのベーグルがより美味しいか」「どこのお店の雰囲気がより良いか」などを共有し合い、一つの遊び文化として発展したのです。

また、ベーグルという比較的新しいパンに対する好奇心や、多様な味と組み合わせを試す楽しさが「活」という言葉に込められていると言えるでしょう。

日本で人気の韓国式ベーグル専門店

(1) 東京 下高井戸 (eun bakery)

韓国人の方が経営するこちらは、プレーンベーグルから韓国的な味わいのあんこ、香ばしいじゃがいもとクリーミーなチーズフィリングなど、バラエティ豊かなメニューで有名です。

特に、プチプチとした食感のフレークジャムは、このお店のシグネチャーメニューで、オープン前から行列ができるほどの人気です。韓国の味をそのまま感じられるという点が、日本の地元の人々にとって魅力的なようです。

(2) 大阪 コリアタウン (TOMORROW TIGER BAGEL)

こちらは、可愛らしい虎のキャラクターが印象的なベーグル専門店です。黒ごま、きな粉など韓国的な食材を使ったベーグルと共に、様々なクリームチーズスプレッドを提供しており、若い世代に大きな人気を集めています。

コリアタウンという地域的な特色と、トレンディな感覚が合わさって、多くの人が訪れています。

 

この他にも、最近では東京や大阪などの大都市を中心に韓国式ベーグルを提供するお店が増えており、各店舗が独自のメニューと雰囲気で人気を集めています。

これらの専門店は、単なるパン屋というだけでなく、韓国の食文化を体験できる空間として、日本の消費者にアピールしています。

 

このように、現在日本のMZ世代の間では、韓国風ベーグルが単なる流行を超えて、一つの文化現象として定着しつつあります。**「ベーグル活」**という新語が生まれるほど、その人気は非常に高いと言えます。韓国の味とトレンディな感覚が融合した韓国式ベーグルが、今後日本でどのような新たな食文化を創造していくのか、目が離せません。